2022年3月tokotoko30年来の念願のあるモントレーにM先生宅を訪問させていただく機会を得ました。これはtokotokoが30年前渡米した時ある新聞で見た記事を胸にだいて30年後にこうして拝見させていただく事がかない夢のようでした。M先生にはお茶会や講習会などで何度もお会いはしておりましたが、こうしてご自宅訪問がかなうなんて、最高の日でした。
先生ご夫妻が1961年渡米されてお二人でこの地で築かれた形跡をアメリカの地に残され、その花があちこちで咲いています。何も残したくないとおっしゃったご主人様の事もお聞きしてご立派な方日本人そのものなのだと思いました。
お茶室はご主人様からのプレゼントだったそうです。それまで働き詰めだった生活から茶道の教師としての道を広げられました。ある生徒さんは、ご主人から、お茶に行くと「グッドワイフ」になって帰って来るから行っておいでと言われたそうです。嬉しい言葉ですね。
8畳間と4畳半の茶室に水屋、大きな鯉のいる池の上のには立礼席があり、お庭は伊勢神宮庭園を設計された造園師だそうです。立派な北山杉や塘路やあちこちに散りばめられた石は全て日本からだそうです。手入れの行き届いたその様子をご覧ください。
最後にいつまでもいつまで私達の事、姿がみえなくなるまで見送ってくださいました。母のこと思い出しました。良い1日でした。すべてにありがとうございました。
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